初級シスアド平成17年秋問01
問 題
パソコンのクロック周波数に関する記述のうち、適切なものはどれか。ア CPUのクロック周波数と、主記憶を接続するシステムバスのクロ
ック周波数は同一でなくてもよい。
イ CPUのクロック周波数の逆数が、1秒間に実行できる命令数を表
す。
ウ CPUのクロック周波数を2倍にすると、システム全体としての実
行性能も2倍になる。
エ 使用しているCPUの種類とクロック周波数が等しければ、2種類
のパソコンのプログラム実行性能は同等になる。
解 説
難易度 ★解答
ア CPUのクロック周波数と、主記憶を接続するシステムバスのクロ
ック周波数は同一でなくてもよい。
長 池「ユウトくん。たしかパソコンを持っているっていってたよね?」
ユウト「はい。去年の夏のボーナスで買いました。」
長 池「CPUはいくつ積んでるの?」
ユウト「たしかペンティアムの、、、」
長 池「ペンティアムのいくつ?」
ユウト「たしか3GMhzだったと思います。」
長 池「おぉ、けっこういいスペックだね。」
ユウト「はい。サクサク動いています。」
長 池「それじゃ今日は、そのCPUの問題だよ。
クロック周波数という言葉は知っているかな?」
ユウト「分からなかったので、調べておきました。
クロック周波数とは、1秒間に現れるクロック信号の周期の回数
のことです。
クロックは、CPUを構成する装置の1つで、コンピュータ内部の
各回路間で処理の同期を取るためのテンポのことだそうです。」
長 池「うん。よく調べたね。
日頃からパソコンに慣れているとCPUのクロック周波数は良く耳
にするよね。同じパーツ構成のコンピュータ同士なら、この値が
大きくなるにつれて、処理能力も高くなるよ。」
ユウト「はい。分かりました。」
長 池「それでは、今日の問題を解いてみよう。
この問題形式は、ある事柄について記述した選択肢から、正解を
1つ導くというものだね。」
ユウト「1つずつ選択肢を読まなければならないので、時間がかかりますね。」
長 池「そうなんだ。
この手の問題は他の問題に比べて時間がかかってしまうんだ。
解答セオリーとしては、消去法だね。明らかに間違っている記述が
あるからその選択肢から消していくといいよ。」
ユウト「ウとエは違うってすぐに分かりましたが、アとイで迷ってしました。」
長 池「そうだね。だいたい2つくらいには絞れるよね。ここで正解を導き
出せるかどうかが勝負の分かれ目だよ。大体正答率は60%くらい
になるね。」
ユウト「それで正解はどれですか?」
長 池「イの選択肢だけど、CPUのクロック周波数の逆数は、1クロックの
パルス間隔時間のことだね。
ちなみにMIPSとは、1秒間に実行できる命令数(単位は百万)だよ。」
ユウト「なるほど、MIPSの言葉の定義を覚えていたら、アという解答がすんなり
導き出せたということですね。」