ネットワーク平成14年問04
問 題
クライアントサーバ方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。ア パソコンとワークステーションをLANで接続したシステムの構成
方式の総称であり、パソコンをクライアント、ワークステーション
をサーバと呼ぶ。
イ プロセス間通信機能を利用し、一連の処理を、サービスを受ける
プロセスと、そのサービスを提供するプロセスとに分離したもので
ある。
ウ ホストコンピュータの一部の機能と処理対象のデータファイルを
端末に分散することによって、負荷の分散を図ることを主目的とし
たものである。
エ ホストコンピュータの代わりに配した複数のワークステーション
と端末を接続し、負荷の水平分散を図ることを主目的としたもので
ある。
解 説
難易度 ★★解答
イ プロセス間通信機能を利用し、一連の処理を、サービスを受ける
プロセスと、そのサービスを提供するプロセスとに分離したもので
ある。
長 池「今回の問題は、コンピュータシステム分野のシステム構成に関する
問題だよ。
問題文にある用語の説明を選択肢から選ぶ形式の問題だね。
この出題形式も今までにやってきたよね。」
ユウト「はい。『消去法で削っていく』ですよね。」
長 池「そうだね。
明らかに間違っている選択肢から削除していけば、おのずと解答が
得られると思うよ。」
ユウト「はい。」
長 池「クライアントサーバ方式の説明の前に、分散処理システムの形態に
ついて勉強しておこうね。」
ユウト「分散処理システムって何ですか?」
長 池「分散処理とは文字通り、分散して処理をするっていうことだよ。
分散処理システムには、ピアツーピア方式とクライアントサーバ方式
があるんだ。
ピアツーピア方式は、コンピュータがお互い対等の関係で資源を共有
する形式で、コンピュータはサーバとクライアントの両方の機能を持
つことになるよ。」
ユウト「それじゃ、ピアツーピア方式だけでも良さそうな気がしますね。」
長 池「セイ、セイ、セイ、ちょっと待ってくださいよー。~\(▼o▼)/~
ピアツーピア方式は、構成が簡単なので、手軽に構築できるという
メリットがあるけど、高負荷処理の対応やユーザ管理面で問題があ
るんだ。」
ユウト「それでは、クライアントサーバ方式はその問題点を解決している
ということでしょうか?」
長 池「そうだよ。資源を供給する専用コンピュータ(サーバ)とそれらの
資源を利用するコンピュータ(クライアント)に分ける方式をクラ
イアントサーバ方式っていうんだ。
通常はサーバとクライアントは別々のコンピュータだけど、厳密に
は、プロセスだから、サーバとクライアントで別々のコンピュータ
に分かれて処理する必要はないよ。」
ユウト「そうなんですか。分かりました。」
長 池「ということで、正解は、イになるよ。
もう1回イの選択肢の内容を読み返しておいてね。」